長男(3歳)の幼稚園で授業参観があったので行ってきました。
そこで「ん??」と思ったので、雑記。
授業の課題は「シャボン玉を描く」なのですが、3歳なのでちょっとしたドリルみたいなものの課題で簡単なものです。
先生は「シャボン玉の色ってなにいろ??」と園児に聞きました。
先生にさされた園児は答えます。
「黒と水色と黄色!!」
先生はちょっと困って、「黒…はないんじゃないかな?」
「他にはどうかな?」
黒を排除(?)して他のいろを聞きます。
「ピンク」「水色」「青」と答える園児。
「そうだね。じゃあ、紙にグルっとシャボン玉を描いてみよう」と促します。
加えて「黒や茶色じゃなくて、ピンクとか水色、その他の色で…」とやんわり黒や茶色等の暗い色を除きます。
ええーー???って。
わたし的には「シャボン玉って黒がほとんどじゃない??」
って。
私は一番はじめにシャボン玉の色を「黒と水色と黄色!!」と答えた彼女に拍手を送りたいくらい。
だって、シャボン玉って周りの色がうつりこんでいるわけですから、その主になる色って様々ですよね。
もちろん黒や茶色が入ることもあります。
私のイメージではしゃぼん玉は中央は黒や緑(周りの風景だから)で一番外側が白、ちょっと内側に黄色やピンクの様々な色…という感じだったので、まっさきに「黒」を否定した幼稚園の先生にびっくりしてしまったのです。
って家族にこの話を言ったら「黒はないんじゃない?」と言われてしまったのだけれど。
イメージの話なんですかねー。
だって、ほら、写真を見てください。シャボン玉黒いですよ。
「この写真を模写してください」と言われたとしたら、ベースを黒にして、白、黄色、青、ピンク…を置くと思うのです。
「黒=シャボン玉の色ではない」っておかしいと思いませんか?
私が先生だったら「あー、すごい。黒にも見えるよねー」って言ってあげる。
多分。
とはいえ、課題が一色でグルっと一筆書きでシャボン玉を表現するというものだったので、たしかにそれだと黒一色でグルっとは表現できないのですが…。
先生的にはそれができないから「黒や茶色はダメ」と言ったのでしょうね。
課題の趣旨と絵に対する捉え方ってまた違いますよね。
うーん、むずかしい。