三歳男児の顔に出来たブツブツは虫刺されじゃなく「とびひ」だった

とびひの男の子

ある日、三歳の息子の顔を見てみると細かなプツプツとした発疹ができていました。
はじめにそれを見たわたしはダニかノミかなにかの虫に刺されたのだと思いました。

「刺されてしまったものはしょうがない。これ以上刺されないようにしなきゃ…」と。

そんなこんなで2日ほどたちました。

あれ?まだ消えない…。

ダニに刺された跡はまだ消えていません。それどころかひどくなっています。

あれ?よくよく見ると水疱も出来ています。

ダニって水疱できたっけ…。

まだまだ、ダニだと思っていたのですがさすがに治っていないので幼稚園のあとに皮膚科に行くことにしました。

幼稚園の先生には「ダニに刺されちゃったんですよー。いや、お恥ずかしい…」なんて言っていたのです。

すると「そうですかー、大変ですねー。あれ??指にもありますよ…」

水疱をともなった発疹は指にもポチンとできていました。

?????

ダニってこんなところさすのかな~、なんて不思議に思っていると

「園で手足口病流行っているんですよ。でも、○○くんは口の中には何もできてないものねー。」と先生。

「手足口病!?

ダニじゃないの??

いや、でも口の中にできてないし。やっぱり虫刺されだろう」

まだまだノンキな私。

おどろき!!ダニじゃなくて「とびひ」!

こんな状態で皮膚科に行って診てもらいました。

先生「どうしました?」

私「ダニに刺されちゃったみたいなんです。」

先生「はいはい。見せてみて…。お母さん。これダニじゃありません。『とびひ』です。」

私「え??虫刺されじゃないんすか?」

と、驚いているとザザっと看護師さんが2人がかりでスッポンポンの息子に薬をぬりはじめました。
「お母さん、よく見ていてください。これ、おウチでも朝晩やってくださいね。」

とびひは水疱がやぶれて中の液体が出てしまうと広がってしまうのでそれを止めるために
まず薬1を塗って、その上から薬2を塗った布をかぶせて、上から包帯でグルグル巻きというなんとも大げさな処置をしないといけないのです。

知らない人がみたら「怪我したの?」って心配するくらいグルグル巻き…。

そうですよね…そこまでしないと子どもだったら掻いちゃいますよね。

とびひはプール、水遊び、お風呂はもちろんNGで、幼稚園への登園は各園で対応が変わるそうです。
(息子の行っている園では医者の許可が出ればOKでした。)

先生曰く飲み薬を飲んでちゃんと処置していれば3日でおさまるとのこと。
治療をしはじめて一週間くらいはお風呂やプールは入っちゃダメ

そして、乳児にうつってしまうと重症化する恐れがあるので赤ちゃんには接触させないようにと。(これが大変だった!!)

そんなこんなで朝晩包帯を変えていたら先生の言っていたとおりに3日間で発疹は良くなりました。

よかったー!

とびひになった原因は鼻をほじった手で皮膚が弱くなっている顔を触ったから、みたいです。

鼻の中にいる黄色ブドウ球菌というのが原因なんだとか。

たしかに数日前から鼻が詰まっていて、いじっていました。

知らなかった…。鼻の中にそんな菌がいるなんて…。

だいたい一週間で完治!

現在はお医者さんに行って一週間ほどたちますが、やっと水遊びがOKになったので息子もよろこんでいました。

今回反省したのは「絶対に虫刺されだ」と自己判断してしまって皮膚科に行くのが遅れてしまったこと。

「とびひ」の存在は知っていたのですが、私がなったことのあるとびひはもっと大きい水疱が1、2個だったので、プチプチ何個もできるものだとは思ってなかったんですよね。
年齢や体質によってでき方は違うのかもしれません。

初日に発疹に気づいた時点でお医者さんに行っていればこんなに長引いてしまうこともなかったと思います。

なので、もしお子さんに変な水泡がプチプチできていたらすぐにお医者さんに見せにいくことをオススメします。

今は湿気が多いからか、皮膚トラブルも多発しているようです。

みなさんも気をつけてくださいね。

まとめ

  • 息子の顔発疹が出ていたので気になって病院にいったら、虫刺されではなくとびひだった
  • 先生曰く「鼻をほじった手で皮膚が弱くなっている顔を触ったからだろう。」とのこと。鼻の中にいる黄色ブドウ球菌が原因。
  • 触るとうつってしまうので、薬を塗った上から包帯でカバーする
  • とびひの時は、水遊び、プールは禁止。登園(通学)していいかどうかは各所で対応が違う。
  • 乳児は重症化するので赤ちゃんが居る場合は注意。
  • 1週間ほどで治った



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