足子です!アラフォー主婦です。
私くらいの年代のここらへんに住んでいる人はとしまえんと言えば小学生時代は家族と行き、中高生の時は友達と行き、大学になったら恋人と行ったくらいの生活に密着している遊園地です。
木馬の会に入っている友達に誘われることもあったなぁ。(木馬の会は年間フリーパスや同伴者割引などの特典がある)
最近はめっきりとしまえんにはいかなくなりましたが、気軽に行ける遊園地としていつか家族で行こうと思っていました。
としまえん周辺にはユナイテッドシネマがあります。
映画を観に行ったついでに通りかかる度に外観を写真に撮ったりもしていました。
大人になって通わなくなってしまったものの、としまえんは青春時代のキラキラした思い出がいっぱい詰まっている場所なのです。
そのとしまえんが2020年8月いっぱいでついに閉園するとのことで、「やっぱり」と思うと同時にとてつもないさみしさがこみあげてきました。
今まで度々閉園の噂は出ていたので「突然の閉園」というよりは「ついに来たか」という感じです。
そんなこんなで長年お世話になってきたとしまえんに最後のお別れをしに行くことにしました。
最後にひとりとしまえんで思い出に浸る
実はとしまえんが閉園すると聞いて、子ども達とおばあちゃんでとしまえんに行ってきたのですが、やはり子連れだとなかなか写真を撮るどころじゃない。めちゃめちゃ楽しかったのですが、「写真を撮りたりない!」「もっととしまえんに浸りたい!」ということで、小学校と幼稚園が夏休みに入る前に一人としまえんしてきました!
行ってきたのは7月の中旬ごろです。まだ入場制限も行われておらず、平日だからか人もあまりいませんでした。(現在はインターネットで予約制になっています。)
としまえんと言ったらカルーセル エルドラド。日本最古のメリーゴーランドです。
コロナ対策で定期的に消毒タイムが設けられています。
大袈裟かもしれませんが、この世を旅立つ前に見るような景色ってこんな感じかもしれない。ノスタルジックな音楽とレトロな照明、回る景色。
目頭が熱くなります。
模型列車、フリュームライド、フライングパイレーツ…
としまえんと言えば、エルドラドも有名ですがフリュームライドもおさえておきたい乗り物です。丸太でじゃぶじゃぶ流されます。
フライングパイレーツは感染予防のため、間隔を開けて座るようになっています。
せっかく最後だからと一番端に座ったらめちゃくちゃ怖かったです。
※フライングパイレーツは一番端が高低差が一番ある。通は一番端に乗る。
フワっと体が浮く!!
途中で何度も乗ったことに後悔しました。私が年齢を重ねたから怖く感じるのか、もともと怖かったのに麻痺していたのか…。
私と同じようなおひとり様としまえんをしている同じ年齢くらいの女性がお隣に座っていましたが、怖すぎて「うそでしょー!」と叫んでいました。
フライングパイレーツと並んで人気だった魔法のじゅうたん(フライングカーペット)も乗りたかったのですが、いつのまにか無くなっていたんですね。時の流れ…。
ヘラクレスを近距離で拝める昆虫館
せっかくだから300円払って入ってきました!昆虫館!カブトムシ系が好きな男の子はきっと大興奮。
薄暗くてレトロなところがちょっとこわい。
触れ合いコーナーではカブトムシやクワガタ虫が放し飼いされています。
なんとあのヘラクレスをこんなに近くで撮影することが出来るのです!
園内はありとあらゆる場所にエモさがさく裂する
ゲームの点数が高いと景品がもらえるのですが、以前はここのゲームコーナーでゲットしたであろうアライグマの帽子みたいなのを被っている人が園内にたくさんいました。今はその景品はなかったみたい。当時はなぜかとても羨ましかったなー。
気になったけど、詳細は分からず、サメ釣り…。弱肉強食のルールに逆らったシステム。
ちらっと見えるウォータースライダー。さすがに、プールに行く元気はありませんでした…。
トムとジェリー、最後にとしまえんを盛り上げてくれてありがとう。
園内は時が止まっているみたい
一人でとしまえんを歩いていると今までの思い出が頭を駆け巡り、「ああ、こんなこともあった、あんなこともあった」と目頭が熱くなります。
時代は令和ですが、としまえんは昭和で時が止まっているみたい。
あと10日ほどでとしまえんは閉園してしまいますが、園内を散策するだけでも十分楽しめるのでお時間のある方はひとりとしまえん、おすすめです。